絵空事

ショート ショート ストーリー

エッセイ

ゴールデン街の君

平日でも週末でも、だいたい君がそこに居ることを、何故かわたしは知っている。 君は乗降客数世界1のその駅を降りて、 怪しいネオンの中に吸い込まれていくの。 東洋一の歌舞伎町を抜けて、向かう先は新宿ゴールデン街。 君がいつも居るその店は、街の一角…